福井県の一大園芸産地「坂井北部丘陵地」には、九頭竜川堰堤からパイプラインを引いて水源を保っています。しかし、揚水機場ポンプ等の農業施設も40年超で老朽化が進み、修繕が必要となってきました。
このパイプラインは国営事業ということで、地域が一丸となって当協議会を立ち上げ、農林水産省/北陸整備局に予算付けをお願いするものです。
今年は猛暑と豪雨で、農業にとっては大変な1年でした。気候は人の手では変えられませんが、給排水は対応することができます。
今後は、農業の担い手不足を解消するためにも、農業施設の充実や円安によるコメの輸出拡大など、稼げる農業を目指していく必要があります。