原子力発電で最終課題となる高レベル放射性廃棄物のバックエンド(最終処分)。
国立研究開発法人/日本原子力研究開発機構が研究開発を行う「幌延深地層研究センター/ゆめ地創館」を視察しました。簡単に言うと、放射性廃棄物をガラス固体化し、金属製の筒で覆い、粘土の緩衝材で守る32トンの物体を地下300メートル以深の地層に埋めるというものです。
1,000年後も金属が腐食しない。
10000年後も地球に悪影響を与えない。
数万年先の予測は人間には限界があるため、地下水の動きや地殻変動等を研究して、地層学に基づいて行う最終処分方法だそうです。