福井県議会の林業・木材産業活性化議連で高知県香美森林組合を視察しました。
当組合の「施業モデル団地」構想では、
①木材価格の長期低迷
②森林の公益的機能の悪化
③地域社会の過疎・高齢化
を解決するために、市が山の境界と所有者を明確にした上で、森林を団地化し、
①作業道の開設工事
②計画的な間伐実施
③高性能機械の導入
によって、生産基盤を安定化し、儲かる林業を実現しています。
高知県でも、平成16年より「森の工場制度」を策定し、意欲ある林業事業体が森林所有者と施業の受委託を結び、効率的かつ計画的に林業経営を行う事を「森の工場」と認定し、重点的に支援しているそうです。
豊かな国土保全のためにも、福井県でも儲かる林業・稼げる林業を促進していかなければなりません。