北陸新幹線の敦賀以西は、既に調査が進められている小浜・京都ルートを含む８ルートの検証を求められています。今回のフォーラムでは、主に関西との歴史的な絆を再確認し、大阪までの認可・着工に向けた県民の機運醸成を目的に、開催されました。

第１部では、タレント／松嶋尚美さんと食のディレクター／中東篤志さんが若狭と京都をつないだ｢御食国(みけつくに)｣についてトークが弾みました。

第２部では、中村副知事と京大大学院教授／藤井聡さんによるクロストークが行われ、福井と京都・大阪がグッと近くなることや、近い将来発生が想定されている｢南海トラフ地震｣に対する防災の必要性についてトークが盛り上がりました。

明治時代は｢港｣を有する都市が成長し、昭和から平成にかけては｢新幹線｣を有する都市)太平洋ベルト)が発展しました。人の移動が都市の栄枯盛衰に直結すると言っても過言ではありません。福井県としては、早くて、安くて、乗り換えのいらない｢小浜・京都ルート｣を貫き通す所存です。